今回は「使い勝手」の言い換え表現を紹介します！
「使い勝手」は使う立場からみた便利さ。使ったときの具合という意味の言葉です。
この機械は使い勝手が良い。
「使い勝手」は主に日常生活で使う、ややカジュアルな言葉です。
この記事では「使い勝手」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！
使い勝手の”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！
まずは使い勝手のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①汎用性
汎用性＝「ひとつのものがさまざまな用途に広く使える性質」の意味
「使い勝手」はその物が使いやすいかどうか、「汎用性」はその物がどれだけいろいろな用途に使えるかを表しています。
「使い勝手」が良いと快適に使えて、「汎用性」が高いと便利という意味が強いです。
主にビジネスシーンで使われるフォーマルな言葉です。
この機械は汎用性が高い。
②機能性
機能性＝「相互に連関し合って全体を構成しているものの各要素や部分が、それぞれ荷っている固有の役割。 また、そうした役割を果たすこと」の意味
「使い勝手」は実際に使ったときの便利さや使いやすさを表し、「機能性」はその物や道具が持っている機能や働きを表します。
「汎用性」はいろいろな場面で使えるかどうか、「機能性」はたくさんのことができるかどうかを表します。似たような意味ですが、微妙にニュアンスが違いますね。
こちらもビジネスシーンで使われるフォーマルな言葉です。
この機械は機能性が良い。
③実用性
実用性＝「実際に利用する場合に価値があること。または、実際の現場などで利用して有効であること」の意味
「使い勝手」は物を使うときの使いやすさや快適さ、「実用性」はその物が実際にどれだけ役に立つかを表します。
例えば職場の状況によってAは使えるけどBは使えない職場と、Bは使えるけどAは使えない職場があったりします。
AとBどちらが優れている、ではなく職場によって役に立つ度合いが違うんですね。
日常生活でもたまに使われる、ややフォーマルな言葉です。
この機械は実用性が高い。
④操作性
操作性＝「操作のしやすさや、使いやすさ、などを幅広く指す言い回し」の意味
「使い勝手」はその物全体がどれだけ便利で使いやすいかを指し、「操作性」はその物を操作するときの簡単さや分かりやすさを指します。
「操作性」が高いと初めて使う人も覚えやすいですね。「使い勝手」が良いとベテランの人の効率があがるなどします。
日常生活でもたまに使う、ややフォーマルな言葉です。
この機械は操作性が良い。
⑤利便性
利便性＝「便利であること。 便利さ。 または、便利さの度合い」の意味
「使い勝手」は使ったときの感じや使いやすさ、「利便性」はどれだけ便利で役に立つかということです。
バスや電車の交通機関が発達した都市は、「利便性」が良いといえますね。
日常生活でもたまに使う、ややフォーマルな言葉です。
この機械は利便性が良い。
⑥有用性
有用性＝「ある特定の物事に対して、役に立つ性質を備えている物や事に対して使われる」の意味
「使い勝手」は物を使うときの使いやすさや便利さを表し、「有用性」はその物がどれくらい役に立つかを表します。
他の役に立つ意味合いの言葉と比較すると、「効果的」という意味に近い言葉ですね。
主にレポートなどに使う、フォーマルな言葉です。
この機械は有用性が高い。
⑦万能性
万能性＝「用途が広い性質にとどまらず、あらゆるものに使える性質」の意味
「使い勝手」は物や道具がどれくらい使いやすいかを表し、「万能性」はその物や道具がいろんな場面で役立つかどうかを表します。
万能という言葉通り、ここまで紹介した「○○性」を全部の意味合いで使える、便利な言葉です。
日常生活でもたまに使う、ややフォーマルな言葉です。
この機械は万能性がある。
⑧作業性
作業性＝「部品や装置を取り付けたり、組み立てたりする際に、その作業が容易か否かということである」の意味
「使い勝手」は物や道具を使ったときの使いやすさや便利さを表し、「作業性」は作業をするときの効率やしやすさを表します。
物や道具だけではなく、人の流れや配置の工夫など作業全体の効率やしやすさなどに使われる言葉です。
日常生活で使うこともある、ややフォーマルな言葉です。
この機械は作業性が良い。
⑨運用性
運用性＝「物や仕組みがどれだけ使いやすいか、便利かを表す言葉」の意味
まとめると、「使い勝手」は物や道具がどれだけ簡単に、便利に使えるかを表し、「運用性」は長期間にわたってどのように管理し、使っていけるかを考えるときに使う言葉です。
様々な「使いやすい」が合わさって、長期間使えるものを「運用性」が高い、と表現します。
ビジネスシーン以外ではあまり使わない、フォーマルな言葉です。
この機械は運用性が高い。
⑩快適性
快適性＝「心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと」の意味
「使い勝手」は物事の利便性や操作性を指し、「快適性」は物事を使う際の心地よさやストレスの有無を指します。
日常生活ではあまり使われない、非常にフォーマルな言葉です。
この機械は快適性が良い。
使い勝手の”カジュアル”な言い換え・類語！
使い勝手のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪使いやすさ
使いやすさ＝「取り扱いが容易である」の意味
「使い勝手」は使い方の快適さや便利さを表し、「使いやすさ」は物事が簡単に使えるかどうかを表します。
「使いやすい」最新機器がでても、ベテランにとっては使い慣れたものの方が「使い勝手」は良いですね。
身近な人に使う、非常にカジュアルな表現です。
この機械は使いやすい。
⑫使用感
使用感＝「品物などを使ったときの感じ」の意味
「使い勝手」は物事を行う上での便利さや使いやすさを指し、「使用感」は物を使ったときの感じ方や印象を指します。
「使用感」の良し悪しで「使い勝手」が決まってくる、といった感じです。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、とてもニュートラルな言葉です。
この機械は使用感が良い。
⑬多目的
多目的＝「一つの物が幾つもの目的を持つこと」の意味
「使い勝手」は便利さや手軽さを、「多目的」は1つの物や場所が複数の目的に使えることを表します。
「多目的」に使えるのは便利ですが、その１つ１つが「使い勝手」が悪いこともありますね。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使う、ニュートラルな言葉です。
この機械は多目的に使える。
⑭ユーザビリティ
ユーザビリティ＝「使いやすさ、使い勝手の良さ」の意味
「使い勝手」は製品やサービスの利便性を指す一方、「ユーザビリティ」はその利便性を評価し、向上させるための取り組みや技術を指します。
「使いやすさ」を英語にした言葉ですが、グローバルな言葉のため、比較的新しい機械で使われることが多い言葉です。
主にビジネスシーンで使われる言葉ですが、最近では日常生活でも使う、ニュートラルな言葉だといえます。
この機械はユーザビリティが良い。
⑮パフォーマンス
パフォーマンス＝「仕事では「性能」「効率」「成果」」の意味
「使い勝手」は物やツールの使いやすさを表し、「パフォーマンス」は物や人の性能や能力を表す言葉です。
「コスパ」「タイパ」など近年では頻繁に使われるようになった、効率を意味する言葉です。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。
この機械はパフォーマンスが良い。
いかがでしたでしょうか？様々な要因があって、結果的に「使い勝手」が決まってきます。ビジネスシーンで使うには多岐にわたる言葉があり、使いこなすのは難しいですが、この記事が少しでもあなたのお役に立つことを願っております。
