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無敵の人とは?意味・元ネタ・発祥|使い方・例文|類義語・対義語も解説

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今回は「無敵の人」というネットスラングについて解説します!

「無敵の人」とは、失うものが何も無いゆえに自分のことや他人のことを大切にしない人という意味の言葉です。

「この間公園で暴れて捕まった犯人はどうやら無敵の人らしい。」みたいに使うよ!

「無敵の人」は、2008年に2ちゃんねるの開設者西村博之さんのブログで使われたのが始まりです。

この記事では「無敵の人」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

無敵の人とは?意味は「失うものが無いために自分や周りを大切にしない人」

「無敵の人」の意味=失うものが無い故に自暴自棄になり犯罪を起こすことをためらわない人

無敵の人とは失うものが無いために自暴自棄となり犯罪すらも躊躇なく起こすことができる人という意味のネットスラングです。

もともと人は、多くの人間関係(親兄弟、友人、仕事関係など)の「しがらみ」で成り立っておりその中で自分の立場や価値を理解しそれに基づいて行動しています。この「無敵の人」の定義としては、その人自身の人間関係が極めて希薄である、例えば親兄弟がいない・仕事をしていないので人間関係が無い・友人がほとんどいない人であるということです。そして、そのために自分が守るべきものが無い=失うものが無いが故に、どんなことでもできる(それが犯罪であっても)人のことを表しているのです。

無敵の人はある意味強いけど失うものが無いってことなんだね!

無敵の人の発祥や元ネタは「西村博之さん」

「無敵の人」の元ネタ、発祥=2ちゃんねるの開設者西村博之さん

「無敵の人」というネットスラングを使い始めたのは、ネット掲示板2ちゃんねるを開設した西村博之さんです。

2008年6月に西村さんがブログで「無敵の人」という言葉を表現しました。人は逮捕されると社会的信用や職などを失うが、最初から仕事や社会的信用を失っている人にとって、逮捕されることがダメージにもならないということが書かれています。さらに、そういう社会的信用のない人がインターネット環境を手に入れることで、爆破予告をして交通機関を麻痺させたり、無差別殺人の犯罪予告を書き込み多くの人の行動を制限させたり、発言力を強化していることを危惧しておられます。

そこからネット民の間で「無敵の人」というネットスラングが広まり、さらに日本の経済状況などが悪化し「無敵の人」と言われる人が起こす犯罪も目立つようになってしまいました。

「無敵の人」という言葉はSNSなどで今は簡単に使われるようになりましたが、その言葉に含まれる深い闇は簡単に表現できるものではないのです。

西村博之さんのブログから生まれた言葉だったんだね。

無敵の人の使い方・例文

「無敵の人」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

この間の通り魔事件、犯人は近所の50代無職の人だって。

いわゆる無敵の人ってやつだね。

使用例②

会長のお嬢さんに振られちゃった、もうあの会社にいられないよ。

おいおい、早まるなよ。今仕事も辞めたら、無敵の人になっちまうよ。

使用例③

母さんの考え方にはもうついていけん!別れてやる!

父さん落ち着きなよ、今母さんと別れたら父さんには何も残らないよ。その年で無敵の人にならなくてもいいじゃん。

無敵の人の類義語や対義語

無敵の人の類義語と対義語についても見ていきましょう!

無敵の人の類義語

無敵の人の類義語としては下記のものがあります。

ジョーカー

映画「ジョーカー」が元ネタで、周囲に冷遇され社会に絶望、犯罪を起こす主人公からきています。

今回の通り魔の犯人は天涯孤独で定職にもついてない、まるでジョーカーだよね。

捨て身

自分を犠牲にすることをいとわない意味からきています。

あいつは捨て身の覚悟で会社を辞めるんだ!

無敵の人の対義語

無敵の人の対義語としては下記のものがあります。

無双の人

社会的に何かを失ったことが無いために躊躇なく犯罪など危険な思考に染まる人を意味します。

あの社長の御曹司は、昔から素行が悪くてまるで無双の人だよ。

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