今回は｢ミラー配信」というネット用語について解説します！
「ミラー配信」とは、自身が権利を保持しない第三者の配信を別の動画でリアルタイム放送するという意味の言葉です。
｢ミラー配信の方を視聴するよ｣みたいに使うよ！
ミラーとは、「鏡写し」という意味です。
ミラー配信は、主にゲーム実況などのコンテンツをストリーミング配信することを指します。
この記事では「ミラー配信」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ！
ミラー配信とは？意味は「第三者の配信を二次利用した動画配信」
「ミラー配信」の意味＝他の放送で流している動画を自分のチャンネルでリアルタイム配信すること
ミラー配信とは、あるライブ配信に対して、別のチャンネルや配信サイトでそのまま配信するという意味のネット用語です。
ミラー配信は、テレビ放送や有料チャンネル放送をYouTubeなどの配信サービスで再配信するという意味と、あるライブ配信に対して、何かしら｢付加価値｣をつけて別のチャンネルでライブ配信をするという意味でも使用されています。
リアルタイムでミラー配信をする場合、配信元の著作隣接権を侵害する恐れがあります。加えて、知的財産の侵害、録音権、録画権、送信可能化権を侵害にあたり、このような行為はBAN対象(アカウントが閲覧対象から削除される)となるので注意が必要です。
そのため、他の放送で流している動画を二次利用するミラー配信は、配信元の許可を必要とし、原則禁止しています。
発信元の許可があるミラー配信は、宣伝･広告効果が得られることにより、より多くの視聴者を増やす効果が見込めるため公式からミラー配信者に依頼することもあります。
ミラー配信するにはきちんとした知識が必要ってことなんだね!
ミラー配信の発祥や元ネタは「ゲーム実況などのストリーミング配信」
「ミラー配信」の元ネタ、発祥＝ゲーム実況などのコンテンツをストリーミング配信すること
ミラー配信は、ゲーム実況などのコンテンツを自身のチャンネルで再配信することを指すことが一般的。
ミラー配信は、主にゲーム実況などのコンテンツをストリーミング配信する際に、YouTubeやニコニコ動画(ニコニコ生放送)の自身のチャンネルで再配信することを指します。
ミラー配信がされるようになった理由は、ニコニコ生放送の当時の仕様。
なぜ他の放送を流すかというと、サービス開始当時のニコニコ生放送は1つの放送での同時視聴者に人数制限があったからです。
そのため人気の配信となると、すぐに上限に達してしまうため、放送を見たいけど見れない人が続出します。
そんな人気の配信に入れない人たちのために入れた人がミラー配信をしたのが発祥です。
動画共有サイトとしてYouTubeが2005年にスタートし、その後ニコニコ生放送がスタートしました。
YouTubeでのゲーム実況が2006年頃から、ニコニコ生放送でのゲーム実況が2007年から配信されるようになりました。
ゲーム実況が配信されるようになったのが2006年頃からなんですね
ミラー配信の使い方・例文
「ミラー配信」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①コンテンツの相談の返答としての「ミラー配信」
ゲーム実況の配信を始めたいんだけど、どうしたらいい？
それなら、人気ゲーム実況者の映像をミラー配信をするのも1つの方法だよ。
使用例②チャンネルを褒められたときの｢ミラー配信｣
あなたのチャンネルすごくバズってるね。
友達がゲームしているプレイを実況しながらミラー配信してるんだよ。視聴者は2人の視点を楽しめるから人気なんだ。
使用例③注意を必要とするときの｢ミラー配信｣
ミラー配信の許可を得たらどうしたらいい？
許諾を得ている旨、権利表記を動画の説明欄に記載してないミラー配信は、予告なく配信を削除されたり、配信権限を剥奪される可能性があるから注意してね。
ミラー配信の類義語や対義語
ミラー配信の類義語と対義語についても見ていきましょう！
ミラー配信の類義語
ミラー配信の類義語としては下記のものがあります。
ミラー放送
｢ニコニコ生放送｣で配信中の生放送をコピーして放送すること。
ミラー放送が多いのは人気があるという指標なんだ。
ミラー配信の対義語
ミラー配信の対義語としては下記のものがあります。
オリジナル放送
自身のコンテンツを独自に制作･配信すること。
オリジナル配信は独自のクリエイティブなコンテンツを提供できるよ。
