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きな臭いとは?意味・語源|例文・使い方|由来・語源・言い換えも紹介!

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今回は「きな臭い」という言葉について解説します!

「きな臭い」とは、「布などが焦げる臭い」の他に、「怪しい気配がする、戦争などが起こりそうな感じがする」という意味の言葉です。

「その件に関して、きな臭い噂を聞いたんだ」みたいに使うよ!

布などが燃えて焦げ臭いことを表す言葉が、怪しい感じや戦争が起こりそうな気配をも意味するようになりました。

この記事では「きな臭い」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

きな臭いとは?意味は「怪しい気配、事件が起こりそうな気配がする」

「きな臭い」の意味=怪しい気配、事件などが起こりそうな気配がする

きな臭いとは①紙や綿、布などが焦げる臭いがする②何となく怪しい感じがする③戦争や事件が起こりそうな気配がある、という意味のネガティブな言葉です。

①~③の使い方は次のとおり。

①の使い方

燃えることを想定していなかったものが燃えている臭いのこと。

「きな臭いと思ったら、カーテンに火がついていた」

燃えてもおかしくないものの臭いは「焦げ臭い」と表現します。

②の使い方

snsや刑事もののドラマ、小説でもよく使われます。

「きな臭い人」、「きな臭い会社」、「きな臭い話」など。

③の使い方

紛争など物騒なことが起きそうな気配を表すときにsnsでもときどき見られます。

「〇国はいつ内乱が起こっても不思議ではないくらい相変わらずきな臭い」

似た言葉には「胡散臭い(うさんくさい)」があり、こちらは怪しい気配、インチキ臭いときに使われます。

事件が予想されるような危険な感じを持つのが「きな臭い」で、「胡散臭い」より危機感を持つ場合に用いられます。

「きな臭い」は「胡散臭い」より危険な臭いがするときに使う言葉ってことなんだね!

きな臭いの発祥や元ネタは「布臭い(きぬくさい)」

「きな臭い」の元ネタ、発祥=布臭い(きぬくさい)

きな臭いの由来は布臭い(きぬくさい)で、紙や綿、布が燃えた時の焦げくさい臭いのこと。

布などが焦げる臭いが火薬の臭いに似ていることから、いつの頃からか戦争が起こりそうな臭いがする・気配がする、という意味にも使われるようになったと言われています。

「戦争や事件が起こりそうな気配」から更に「怪しい気配がする」、という意味も持つようになったとか。

また、元になった「布臭い」は「衣臭い」と書く場合もあります。

由来は諸説あり、「木の臭い」が「きな臭い」になった説、アカネ科の植物・キナの臭いから「きな臭い」となった説などもあるようです。

布が燃える臭いが火薬の臭いに似ていることから危険な怪しい気配がする、という意味になったんだね

きな臭いの使い方・例文

「きな臭い」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

ものが焦げている「きな臭い」の例

…なんか、きな臭くない?

あ、タバコの火で絨毯が焦げてる!!

使用例②

「きな臭い人」の例

〇〇君から紹介されたお客さん、なんか変な感じがするんだよね

分かる。きな臭い人だよね。ちょっと様子見た方いいよ

使用例③

紛争が起こりそうな気配がする場合

出張しても、あの国の国境には近づくなよ

あの辺ずっときな臭かったですもんね、気を付けます

きな臭いの類義語や対義語

きな臭いの類義語と対義語についても見ていきましょう!

きな臭いの類義語

きな臭いの類義語としては下記のものがあります。

変な臭いがする

「きな臭い」においの意味

変な臭いがするなあ、何かが燃えてるみたいな…

違和感を感じる

「怪しい」という意味

聞いたことがない会社だね。ちょっと違和感を感じるから調べてみよう

火種がくすぶっている

争いが起きそうな感じ

両者の間に火種がくすぶってるようだね。私が立ち会うから、話し合おうか

きな臭いの対義語

きな臭いの対義語としては下記のものがあります。

疑いの余地はない

「怪しい」という意味に対して

彼がそう言ったんなら、疑いの余地はないよ

信用できる

〇〇君から紹介されたお客さん、信用できる方だから大丈夫

平和な

きな臭い時期もあったけど、今の都市部は平和だよ

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