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ぞんざいとは?意味・類義語|例文・対義語|語源・言い換えも紹介!

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今回は「ぞんざい」という言葉について解説します!

「ぞんざい」とは、手を抜いたり、雑に行ったりするという意味の言葉です。

彼の仕事ぶりはぞんざいだ。みたいに使うよ!

「粗雑(そざつ)」と「存在」が転じた説があります。

この記事では「ぞんざい」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

ぞんざいとは?意味は「手を抜いたり、雑に行ったりする」

「ぞんざい」の意味=手を抜いたり、雑に行ったりする

ぞんざいとは手を抜いたり、雑に扱ったりするという意味の言葉です。

この言葉は、注意や丁寧さが欠けており、いい加減であるといったニュアンスが含まれており、行動や仕事に手を抜いていたり、こまかいところまで気を配っていなかったりする様子を表現します。

例えば、仕事や行動がぞんざいである場合、手際が悪く手を抜いているという意味になります。

いい加減でやる気のない、乱暴な印象がある消極的な言葉だから、一生懸命頑張っているのにミスをしてしまった状況には使わないようにしましょう。

「ぞんざい」は、漢字表記がないため、ひらがなで使う言葉となります。

かの有名な夏目漱石は、「ぞんざい」を語源ともいわれる「存在」と表したとされていますが、一般的に「ぞんざい」には漢字表記は無いとされています。

小説などでは、「ぞんざい」を「存在」と表現して使われることが、稀にあるみたいだけど、正しくはないので誤解を招かないためにも、正しく使いましょう!

ぞんざいの由来や語源は「「粗雑(そざつ)」と「存在」が転じた説

「ぞんざい」の由来、語源=「粗雑(そざつ)」と「存在」が転じた説

「ぞんざい」の由来、語源=「粗雑(そざつ)」と「存在」が転じた説があります。

「ぞんざい」は「荒っぽくていい加減」を指す言葉であり、その語源は「粗雑(そざつ)」にあります。

「粗雑(そざつ)」にも、「荒っぽくていい加減」「大雑把(おおざっぱ)」という意味があります。

そしてもう一つ、「存在のまま」を示す「存在」が変容し、「あるがまま」という表現が生まれました。

初めは「自由に振る舞う様子」を指していたこの言葉が、時と共に「いい加減にする様子」を表すように変わっていったとされています。

この二つの言葉の表現が変化し、その音が転じて「ぞんざい」となったと言われています。

これらの説は言葉の歴史や文化の変容を反映しており、言葉の力強い変化と発展を物語っています。

「ぞんざい」には、荒っぽさと自由な変容が複雑に絡みあってできた背景があったんだね!

ぞんざいの使い方・例文

「ぞんざい」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

君が貸した教科書をA君が振り回していたよ

人の物なんだから、ぞんざいに扱わないでほしいな~

使用例②

授業を真剣に聞いてなくて、どんな話をされたか覚えてないやー!

そんなぞんざいな態度では良い成績は取れないよ

使用例③

今日のプレゼン資料なんですが、時間が足りなくて急いで作ってきちゃいました。

急ぐのはわかるけど、ぞんざいな仕事をするのはよくないよ

ぞんざいの類義語や言い換え、対義語

ぞんざいの類義語と対義語についても見ていきましょう!

ぞんざいの類義語や言い換え

ぞんざいの類義語や言い換えとしては下記のものがあります。

いい加減

十分でない、不十分な状態や、適当すぎて問題がある様子を指します。

適当さや不足を表しています。

いい加減な言い訳は通用しないよ。

杜撰(ずさん)

不注意で手抜きであることを指す言葉で、不備や欠陥がある様子を表します。

不注意や不備に焦点を当てた言葉となります。

杜撰な計画では成功は難しい。

大雑把(おおざっぱ)

基本的な概念や全体的な構造に注目しつつ、細かい部分まで注意を払わない傾向を指します。

全体的な見方で細部を無視する傾向に焦点を当てた言葉となります。

彼の掃除のしかたは、いつも大雑把で、隅まで掃除が行き届いていない。

ぞんざいの対義語

ぞんざいの対義語としては下記のものがあります。

丁寧(ていねい)

礼儀正しく細やかな気配りがあり、物事を注意深く念入りに行う様子を指します。

彼の説明はいつもわかりやすくて丁寧だ。

丁重(ていちょう)

相手に対して礼儀正しく、敬意をもって接する様子を指します。

お礼の手紙がとても丁重で感動した。

丹念(たんねん)

非常に注意深く、細部にわたり入念に物事を行う様子を指します。

彼の研究は丹念に行われ、高い評価を受けた。

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