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善は急げとは?意味・対義語|例文・使い方|類義語・由来も紹介!

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今回は「善は急げ」ということわざについて解説します!

「善は急げ」とは、「善行は躊躇わず行え」という意味のことわざです。

「善は急げというから、今すぐやろう!」みたいに使うよ!

「善は急げ」は、お経の「法句経(ほっくぎょう)」から誕生した言葉です。

この記事では「善は急げ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

「善は急げ」とは?意味は「善行は躊躇わず行え」

「善は急げ」の意味=「善行は躊躇わず行え」

「善は急げ」とは「善行は躊躇わず行え」という意味の言い回しです。

良い機会を見逃さないよう、行動することを促す際に用いられます。

そのため、ポジティブな意味合いで利用されることが多いようです。

日常会話だけでなく、座右の銘でも使用されることがあります。

「善いことはすぐに実行しろ」ってことなんだね!

「善は急げ」はお経の「法句経」から

「善は急げ」は、お経の「法句経(ほっくぎょう)」が由来です。

「善は急げ」は、お経の「法句経(ほっくぎょう)」が由来です。

「法句経」は別名「ダンマパダ」とも呼ばれる経典です。

そこには「善をなすのを急げ。悪から心を退けよ。善をなすのに緩くしたら、心は悪事を楽しむ」とあります。

意味としては「善いことをするのにゆっくりしていては、悪い心(煩悩)に負けてしまう」です。

仏教が元ネタなんだね!

「善は急げ」の使い方・例文

「善は急げ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

この間の提案は良かったよ。いつ実行するんだい。

善は急げと言いますから、来週には!

使用例②

では最後の質問です。座右の銘は何でしょうか。

はい。私の座右の銘は「善は急げ」です。御社にとって有益だと感じたものは、即実行できるように計画していこうと考えております。

使用例③

確かに僕が窓ガラスを割りましたが、何をそんなに焦っているんですか。

悪いと思うなら、先方にすぐに謝ってきなさい。善は急げと言うだろう!

「善は急げ」の類義語や対義語

「善は急げ」の類義語と対義語についても見ていきましょう!

「善は急げ」の類義語

「善は急げ」の類義語としては下記のものがあります。

思い立ったが吉日

「思い立ったが吉日」とは、何かしようと思った日が吉日(縁起の良い日)だと思い、すぐに始めると良いという意味の言葉です。

この間の提案は良かったよ。いつ実行するんだい。

思い立ったが吉日と言いますから、来週には!

鉄は熱いうちに打て

「鉄は熱いうちに打て」とは、鉄は熱いうちに打って成形しなくてはいけないことから生まれた言葉です。

物事にはそれぞれ時期があり、それを逃してはならないという意味です。

また、教育や鍛練は若い間ににすべきだという意味もあります。

では最後の質問です。座右の銘は何でしょうか。

はい。私の座右の銘は「鉄は熱いうちに打て」です。御社にとって有益だと感じたものは、即実行できるように計画していこうと考えております。

「善は急げ」の対義語

「善は急げ」の対義語としては下記のものがあります。

悪は延べよ

「悪は延べよ」とは、悪いと思う事は一旦延期すると、事が変化して行わず済むこともあるという意味の言葉です。

確かに僕が窓ガラスを割りました。何ですぐに謝りに行ってはいけないのですか。

先方が苛立っている間はそっとしておこう。悪は延べよと言うだろう……。

急いては事を仕損じる

「急いては事を仕損じる」とは、急ぐと物事は上手にいかないので、慎重にしなくてはいけない、という意味です。

この間の提案は良かったよ。いつ実行するんだい。

急いては事を仕損じると言いますから、もっと計画を練ってから行動しようと思います。

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