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残像だとは?意味・元ネタ|語源・使い方|類語・対義語も紹介!

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今回は「残像だ」という言葉について解説します!

「残像だ」とは、残像が見えるほど動きが速いという意味の言葉でネットスラングの一つです。

それは残像だ!みたいに使うよ!

なかなか馴染みがない言葉ですが、テレビアニメ「幽☆遊☆白書」の登場人物・飛影(ひえい)のセリフが由来です。

このセリフが話題となり、その後インターネットを中心に広がったという経緯があります。

この記事では「残像だ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

残像だとは?意味は「残像が見えるほど動きが速い」

「残像だ」の意味=「残像が見えるほど動きが速い」

残像だとは「残像が見えるほど動きが速い」という意味のネットスラングです。

そもそも『残像』の意味は主に強い光を見たとき、その光が消えた後も、それまで見ていた光や映像が残って見えるような現象のことです。記念撮影の時にカメラのフラッシュ、光のあとが目に残る現象も残像によるものです。また、パラパラ漫画が実際に動いているように見えるのも残像によるものです。

「残像だ」は、戦いの場で残像に騙された相手に対していう捨てセリフで、機敏な動きで相手を混乱させ先制したときに使ったりします。超高速で動くことを前提としていますので、実際の世界で使用するよりも漫画やゲームの世界で使用することの方が多いでしょう。

「残像だ」とは素早い動きで相手を出し抜いた時に使う言葉なんだね!

残像だの発祥や元ネタはテレビアニメ『幽☆遊☆白書』

「残像だ」の元ネタ、発祥=テレビアニメ『幽☆遊☆白書』で飛影(ひえい)が言ったセリフ

飛影(ひえい)のセリフである「残像だ」は次の場面で登場しました。

暗黒武術会の準決勝戦でのことです。裏御伽(うらおとぎ)チームの先鋒でパワー型の魔金太郎とスピード型の飛影が対戦した際、試合開始直後に飛影に腕を切られて激昂した魔金太郎は必殺技で斧を振りかざし飛影を切ったつもりでした。しかし魔金太郎が切ったのは飛影の残像であり、飛影本人は既に魔金太郎の肩の上にいました。

その時飛影が放ったセリフが「残像だ」です。                                

そして飛影はそのまま魔金太郎を頭上から剣で刺して勝利しました。

1990年代、週刊少年ジャンプへの連載やアニメ放送された『幽☆遊☆白書』は大ヒットし、飛影が放った「残像だ」というセリフは心に響く名言となりました。その後ゲームやグッズでも取り上げられ、「残像だ」と書かれたTシャツやマグカップも販売されるようになりました。

ちなみに、アニメ『ドラゴンボール』でも「三重残像拳だ!」という悟空のセリフが使われていますが、元ネタは『幽☆遊☆白書』の飛影のセリフです。

飛影が対戦相手の魔金太郎からの攻撃を交わして倒す前に言ったセリフなんだね!

 残像だの使い方・例文

「残像だ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

あの事故、まだ頭から離れないんだ。

もう過ぎたことなのに?

でもね、あの時の光景がまるで今でも目の前にあるようで、まるで残像だと言わんばかりなんだ。

それは辛い思い出だね。時間が解決してくれることを願うよ。

使用例②

俺は攻撃を交わした後すぐに相手の後ろにいたんだ。

それはすごい動きだね。まさに残像だ。

使用例③

なんだ、どこに行った!?

ばかめ、それは残像だ。

残像だの類義語や対義語

残像だの類義語と対義語についても見ていきましょう!

残像だの類義語

残像だの類義語としては下記のものがあります。

尾を引く

物事がすんだあとまでも、名残が続くこと。

大失恋してからもう数年経つが、心の傷が癒えず、まだ尾を引いている

余韻

音の鳴り終わったのちに、かすかに残る響きのこと。

観客はコンサートの余韻に浸っていた

幻影

実際にはないものが、あるように見える、思うこと。

亡くなった祖母の幻影を時々見る

残像だの対義語

残像だの対義語としては下記のものがあります。

実像

彼の冷たい態度は、実際の彼の姿とはかけ離れた実像だった

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