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割り切るとは?意味・類語|例文・使い方|対義語・言い換え・語源も紹介!

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今回は「割り切る」という言葉について解説します!

「割り切る」とは、個人的な感情を入れず考え、行動するという意味の言葉です。

「割り切って考える」みたいに使うよ!

割り切るは元々数学で使われる言葉でした。

この記事では「割り切る」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

割り切るとは?意味は「個人的な感情を入れず考え、行動する」

「割り切る」の意味=個人的な感情を入れず考え、行動する

割り切るとは個人的な感情を入れず考え、行動するという意味の言葉です。

また、物事の決断をキッパリと下す表現でも使われます。

例えば、ビジネスの場では自分の思いとは反しているけれども、立場上避けられないときに、仕事と割り切って行なうこともありますよね。

このように、個人的な感情を入れずに考えたり行動したりすることを指すのです。

また、悩ましい問題について、ある一定の基準を決めてキッパリと答えを出すことも「割り切る」と表現します。

割り切るにはもうひとつ意味が

それは、割り算で端数を出さないで完全に割ることです。

例えば「12÷3=4」と割り切ることができますよね。

また、数学記号で表すと「|」を使用します。「3が12を割り切る」は「3|12」と表すことができます。

キッパリと決断を下すという意味があるんだね。

割り切るの発祥や元ネタは「数学用語」

「割り切る」の元ネタ、発祥=数学用語

割り切るは元々数学で使われる言葉でした。

「にっちもさっちもいかない」という言葉に付随してきた表現と考えられています。

「にっちもさっちもいかない」は、漢字にすると「二進も三進もいかない」

二進は2で割り切ること。三進は3で割り切ることを指し、2でも3でも割り切れないことを表します。

そこから、商売において金銭面など身の回りがうまく行かないという意味になり、身動きがとれないという意味へと変化しました。

「割り切る」も、元々の割り算で割り切るの意味から変化し、個人的な感情をいれず考え、行動する、物事の決断をキッパリと下すという意味に変化したと考えられます。

現在では、さらに意味が変化を遂げています。

ネットスラングで「割り切る」は男女関係において、体だけの関係の意味。

つまり、恋愛感情を入れずに体だけの関係と割り切っているのですね。

このように、時代と共に変化している「割り切る」ですが、たくさんの意味を持ち合わせている分、使い方には注意したいところです。

数学的な意味から変化していったんだね

割り切るの使い方・例文

「割り切る」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

ビジネスシーンでは割り切ることも多いですよね。

上司が思っていたのと違う方針を決めたんだ

うーん…仕事と割り切ってやるしかないね

使用例②

人間関係にもよく使われます。

職場の人間関係がつらいんです…

職場の人なんて所詮は他人よ!職場だけの関係と割り切りましょう!

使用例③

体だけの関係を表すのに使います。

恋愛するのがめんどくさいなあ

割り切った関係も有りなんじゃない?

割り切るの類義語や対義語

割り切るの類義語と対義語についても見ていきましょう!

割り切るの類義語

割り切るの類義語としては下記のものがあります。

見切る

見込みがないと判断して手を切ること。

この案は見切ることにする

踏ん切り

思い切って決断すること。

なかなか踏ん切りがつかないなあ

切り替える

今までの方式などを止めて他のものにすること。

よし!切り替えていこう!

割り切るの対義語

割り切るの対義語としては下記のものがあります。

迷い

僕に迷いはない!

葛藤

取捨選択できずに悩むこと。

これを買うか買うまいか…葛藤しちゃう

躊躇

ためらうこと。

これは躊躇しちゃうなあ

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