特にの言い換え15語！ビジネスやレポートで使える類語も紹介！

今回は「特に」の言い換え表現を紹介します！

「特に」は「普通と違って際立っていること」という意味の言葉です。

フォーマルとカジュアルどちらでもない言葉です。

この記事では「特に」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！

特にの”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！

まずは特にのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①格段に

格段に＝「物事の程度の差が大きいこと」の意味

「格段に」は、何かを強調する時に使います。いい意味と悪い意味どちらでも用いられるため、多くのシーンで使用できる言葉です。

②ひときわ

ひときわ＝「特に目立つ様子のこと」の意味

「ひときわ」は、目立つことや優れていることに対して使われる言葉です。

万葉集や古今和歌集に「ひときわなる」という表現があることから、かなり古くから用いられている言葉と言えます。

③なかんずく

なかんずく＝「多くの事柄の中から、特に1つを取り上げること」の意味

「なかんずく」は、普段あまり使われない硬い表現です。漢字では「就中」と記載しますが、一般的にはひらがなで表記されます。

④非常に

非常に＝「程度がはなはだしいこと」の意味

「非常に」は、ビジネスシーンや日常生活どちらでも幅広く使える言葉です。良い場面はもちろん、悪い場面や緊急事態にも用います。

⑤とりわけ

とりわけ＝「他のものと比較して、特に重要視すること」の意味

「とりわけ」は、特に重要な点や優れた部分を示す場合に用いられる言葉です。

以前は「取り分け」または「取りわけ」と記載されていましたが、現在ではひらがなの表記が一般的です。

⑥並外れて

並外れて＝「通常の範囲を超えて優れていること」の意味

「並」は中程度、並んでいるものという意味です。「並」を外れているため、非常に優れているという意味で使われます。

⑦大いに

大いに＝「程度が強いこと」の意味

「大いに」は何かの程度を強調する場合に用いられます。ビジネスシーンで良く使われる言葉です。

⑧別格に

別格に＝「規模などが他と比較にならないこと」の意味

「別格に」は才能、質の良さ、美しさなど、他とは比べ物にならないほど優れた場合に使う言葉です。

「格」には等級や品位という意味があるため、良い意味で使われます。

⑨異例

異例＝「前例のない珍しいこと」の意味

「異例」は、いつも通りではなく、過去に同じような例がない場合に使用される言葉です。

猛暑の時は「異例の暑さ」などと使いますね。

⑩一段と

一段と＝「他と比較して、はっきりと相違があること」の意味

「一段と」は、段階がレベルアップした時に用いられます。目に見える大きな変化が感じられる時に使われる言葉です。

特にの”カジュアル”な言い換え・類語！

特にのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑪ずば抜けて

ずば抜けて＝「他と比べて非常に優れていること」の意味

「ずば抜けて」は、人並みから外れて優秀な時などに用います。際立って優れている場合に使われるため、悪い意味では使用しません。

⑫すごく

すごく＝「非常に良い、甚だしい」の意味

「すごく」は日常生活で良く使われる言葉です。良い意味だけでなく、悪い意味でも使用できます。

ビジネスシーンや目上の方には適さない言葉のため「素晴らしい」などと言い換えると良いでしょう。

⑬桁違い

桁違い＝「物事の差や程度が非常に大きいこと」の意味

「桁違い」は、あるものが通常の数十倍以上の差がある時に使用する言葉です。

価格などの数値で分かるものはもちろん、能力など、数値では表現が難しい場合にも用いられます。

⑭とびきり

とびきり＝「並外れたこと」の意味

「とびきり」は尋常ではないと思える場面で使用します。

「とびきりの品」「とびきりの味」などと用いますので、良い意味で使われる言葉です。

⑮ぶっちぎり

ぶっちぎり＝「競争などで抜き出ていること」の意味

「ぶっ」が強調や突き抜けるイメージ、「ちぎり」が他を切り離す意味です。2つの言葉を合わせることで、勢いをもって他を突き放す印象のある言葉です。

スポーツなどの結果で「ぶっちぎりの一位」と使うことがありますね。