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天賦の才とは?意味・言い換え|使い方・例文|対義語・類語・語源も紹介!

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今回は「天賦の才」という言葉について解説します!

「天賦の才」とは天から与えられた才能、生まれながらの才能や資質という意味の言葉です。

「天賦の才を持っている人は、凡人とは全然違うよね」みたいに使うよ!

天賦の才とは「古代の東洋思想において世界を司る存在や神仏を表すと言われる“天”」が元になっている言葉です。

この記事では「天賦の才」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

天賦の才とは?意味は「生まれつき持っている才能・資質」

「天賦の才」の意味=天から授かった才能・資質

天賦(てんぷ)の才とは「持って生まれた才能・天から与えられた才能・資質」という意味の言葉です。

「賦」とは「授ける・与える」の意味なので、「天が授けた才能、天から与えられた才能」という意味のポジティブな言葉となります。

学問だけではなく、芸術やスポーツなどあらゆる方面での非常に特別な才能を表現するときに使われます。

何かに秀でている人はいるものですが、「天賦の才」と表現できるのは次の場合のみ。

  • 滅多に見ることのできないほどの桁外れな才能・資質を持っている場合
  • 努力をして身に付けた才能・資質ではない場合

なので、努力に努力を重ねた結果身に付けた能力ではなく、あくまで生まれたときから持っている桁外れずれな資質を表す言葉なのですね。

賞賛の言葉として使う場合は、実際に天賦の才かどうかは別にして、「天賦の才かと思うほどに素晴らしい才能がありますね」、という最上級の誉め言葉として使われることもあります。

ただし、そこそこの才能を持っている人に対して「天賦の才があるね」などと言うと、皮肉に聞こえてしまうこともあるので使うときには注意が必要です。

また、読みが「てんぶのさい」と間違えやすいので気を付けましょう。

「天賦の才」と似た言葉に「天才」がありますが、この違いを説明しますね。

「天才」とは「天賦の才」を略してできた言葉という説がありますが、それぞれの意味は異なります。

「天賦の才」は天から授かった『才能』のことを表すのに対し、「天才」は才能を持っている『人』のことを表します。

生まれながらの飛び抜けた才能ってことなんだね!

天賦の才の発祥や元ネタは「古代の東洋思想」

「天賦の才」の元ネタ、発祥=古代の東洋思想

「天賦の才」の語源は古代の東洋思想が元になっている「天」という言葉だそうです。

天は「世界を司るもの、神仏」を表し、その天から与えられたものを天賦と言うようになったとか。

詳しい発祥は定かではありませんが、仏教と共に伝わった古い東洋思想が元となり、「天賦の才」という言葉として広がったと考えられます。

昔の東洋思想が元になっているんだね!

天賦の才の使い方・例文

「天賦の才」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

昨日のコンサートは最高だったね

彼のバイオリンの音色、素晴らしかったよね。まさにあれこそ天賦の才っていうやつね!

使用例②

偉人には天賦の才に恵まれた人が多いんだろうね

持ちたくて持てる才能じゃないから、羨ましいわ!

使用例③

皮肉に聞こえるNGな使い方

その年でそんな難しい数式解けるなんて、天賦の才があるのかも!

これ、小学校で習ったヤツね。嫌味かな?

天賦の才の類義語や対義語

天賦の才の類義語と対義語についても見ていきましょう!

天賦の才の類義語

天賦の才の類義語としては下記のものがあります。

天性の才能

「天賦の才」と同じく生まれながらの才能の意味

彼の描く絵画はすばらしいよ。まさに天性の才能なんだろうな

天与の資(てんよのし)

天賦の才と同じく生まれ持った才能の意味

彼のバイオリンの音色、素晴らしかったよね。まさにあれこそ天与の資っていうやつね!

素質

もともと持っている資質のこと

芸術に一番大事なのは素質ですよね

天賦の才の対義語

天賦の才の対義語としては下記のものがあります。

後天

「天賦」に対しての対義語です

生まれた後に身に付くこと

天賦の才が無くても、努力して後天的な能力を伸ばせばいいのよ!

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