今回は「しっかりと」の言い換え表現を紹介します！
「しっかりと」は「堅固で確実なさま」という意味の言葉です。
この契約はしっかりと目を通してください。
この言葉は前後の文脈によって、カジュアルとフォーマルのどちらにもなる可能性がある言葉といえるでしょう。
この記事では「しっかりと」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！
しっかりとの”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！
まずは「しっかりと」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①注意深く
「注意深く」＝「注意する度合いが強いさま」の意味
何か疑わしい面がある時に使う言葉といえるでしょう。
例文
この契約は注意深く目を通してください。
②確実に
「確実に」＝「間違いがないこと」の意味
忘れることなく絶対にやって欲しい時に使える言葉といえるでしょう。
例文
この契約は確実に目を通してください。
③隅々まで
「隅々まで」＝「方々の隅まで」「物事のあらゆる方面に」の意味
全ての事柄を把握して欲しい時に使える言葉といえるでしょう。
例文
この契約は隅々まで目を通してください。
④隈無く
「隈無く」＝「残るところなく」の意味
「隅々まで」と似たニュアンスを持つ言葉といえるでしょう。
例文
この契約は隈無く目を通してください。
⑤漏れ無く
「漏れ無く」＝「全部残らず」の意味
似た言葉に「細大(さいだい)漏らさず」という言葉がありますが、こちらは「漏れ無く」よりも細かいところまで全部という意味があります。
例文
この契約は漏れ無く目を通してください。
⑥一通り
「一通り」＝「全体にわたって一応」の意味
さっと全体を見て欲しい時に使える言葉といえるでしょう。
例文
この契約は一通り目を通してください。
⑦残らず
「残らず」＝「残るところなく」の意味
「漏れ無く」よりも粗い印象を与える可能性がある言葉といえるでしょう。
例文
この契約は残らず目を通してください。
⑧慎重
「慎重」＝「注意深くて物事を軽々しく行わないさま」の意味
「注意深く」より神経を尖らせて欲しい時に使える言葉といえるでしょう。
例文
この契約は慎重に目を通してください。
⑨大事を取る
「大事を取る」＝「慎重にする」の意味
「大丈夫だとは思うけど」と念のための意味を込めたい時に使える言葉といえるでしょう。
例文
この契約は大事を取って目を通してください。
⑩全部
「全部」＝「モノの全体」「全て」の意味
注意深さの深度が非常に浅い印象を与える可能性がある言葉といえるでしょう。
例文
この契約は全部目を通してください。
しっかりとの”カジュアル”な言い換え・類語！
「しっかりと」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪まんべんなく
「まんべんなく」＝「行き届かないところがなく」の意味
カジュアル・フォーマルどちらにもなる可能性がある言葉です。
前後の文脈に注意して使うようにしましょう。
例文
この契約はまんべんなく目を通してください。
⑫じっくりと
「じっくりと」＝「落ち着いてゆっくりするさま」の意味
「落ち着いてゆっくりする＝腰を据えて着実に物事を進める」という意味で解釈をしています。
例文
この契約はじっくりと目を通してください。
⑬きっちりと
「きっちりと」＝「確実で過不足なく」の意味
「しっかりと」を比較的カジュアルな言い回しにした言葉といえるでしょう。
例文
この契約はきっちりと目を通してください。
⑭きちんと
「きちんと」＝「規則・規律・約束など正確に行うさま」の意味
「きっちりと」と少し丁寧な言い回しいした言葉ですが、与える印象はカジュアルなものであるといえるでしょう。
例文
この契約はきちんと目を通してください。
⑮ちゃんと
「ちゃんと」＝「間違いなく」「きちんとしているさま」の意味
「きっちりと」を非常にカジュアルな言い回しにした言葉です。。
この言葉は、非公式の場でのみ使うようにしましょう。
例文
この契約はちゃんと目を通してください。
