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したがっての言い換え15語!ビジネスメールやレポートで使える類語も!

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今回は「したがって」の言い換え表現を紹介します!

「したがって」は、前の条件によって順当に後の事柄が起こることを表す言葉です。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。したがって、原材料の見直しを図る必要があります。

したがっては、論文などのかしこまった文章やビジネスではプレゼンテーションなどの改まった場面で使われる、フォーマル寄りの言葉です。

この記事では「したがって」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

したがっての”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずはしたがってのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①これにより

ややフォーマルな言葉を表す画像

これにより=「ある事柄が何かによって引き起こされること」を示す表現

「これにより」は、「したがって」と同様に客観的な立場で述べる際に使われます。

「したがって」は後続文(結果)を強調するのに対し、「これにより」は先行文(原因)を強調するという違いがあります。「これにより」は、前に何らかの条件や起こった事例などを挙げて、「それがあって(あったからこそ)この後の内容につながった」という使い方をします。

「これにより」は、ビジネスや論文などで使われるやや堅い表現です。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。これにより、原材料の見直しを図る必要があります。

②そのため

ややフォーマルな言葉を表す画像

そのため=「ある物事を原因・理由としてさらに別の物事が起こること」を示す表現

「そのため」は、「したがって」と同じく、因果関係を客観的に伝える場合に用いられる順接の接続詞です。

「そのため」は、「これにより」と同様に先行文(原因)を強調し、「~したことにより、こうなった」というニュアンスで使われます。

日常会話で使われますが、ビジネスシーンなどでもよく使われるややフォーマルな表現です。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。そのため、原材料の見直しを図る必要があります。

③このことから

ややフォーマルな言葉を表す画像

このことから=「ある事柄・状況を基にして、それに続く結果や理由」を示す表現

「このことから」は、前提となる事柄や状況を示し、それによって起こる結果や理由を強調する場合に使うことができます。つまり、後続文を強調する表現と言えます。

この表現は、日常会話からビジネスまで幅広く使われますが、どちらかというとややフォーマルな表現でしょう。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。このことから、原材料の見直しを図る必要があります。

④そのような次第で

ややフォーマルな言葉を表す画像

そのような次第で=「前述の事柄を受けて、それを理由として後の事柄を導く」表現

「そのような次第で」は、事前に述べた物事や背景を理由とする場合に、後ろに帰結する文が続く形で使われます。

「次第」という言葉自体がビジネスシーンにおいて使用頻度が高く、特にメールなどの文書でよく使われます。

「そのような次第で」という表現は、ややフォーマルな言葉として使えるでしょう。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。そのような次第で、原材料の見直しを図る必要があります。

⑤ですから

ややフォーマルな言葉を表す画像

ですから=「前述の事柄を受けて、それを理由として順当に起こる内容を導くこと」を示す表現

「ですから」は、先行の事柄を受けて、その当然の結果として後続の事柄が起こることを示す接続詞です。

「ですから」は強い断定を表す言葉であるため、相手に与える印象が強めです。使う場合は相手や状況などに気をつける必要があります。

「ですから」は主に会話で用いられる話し言葉で、メールや文書などに書き言葉として使うのは適切とは言えません。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。ですから、原材料の見直しを図る必要があります。

⑥よって

フォーマルな言葉を表す画像

よって=「前の事柄が原因・理由となって、後の事柄が起こること」を示す表現

「よって」は、原因や理由を述べた文を受けて、結論を述べる文へ導く際に使われる接続詞です。

前の事柄の当然の結果として、後の事柄が起こるという客観的な因果関係があるので、主観的な内容では用いられることは少ないです。

「よって」は、演説や講演、論文・論証や公的文書などで使われる、堅い言葉です。

その堅さゆえに、この言葉を用いることで強い論理性の存在を演出することができます。そして、「よって」は「したがって」よりもやや強い印象を与える効果があることに違いがあるといえます。そのため、最終的な結論や特に主張したい結論を導く場面で用いると、より締まった文章にすることができます。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。よって、原材料の見直しを図る必要があります。

⑦それゆえ

フォーマルな言葉を表す画像

それゆえ=「前の事柄の当然の結果として後の事柄は起こること」を示す表現

 「それゆえ」の「それ」は前の事柄を指し、前の事柄が後の事柄の理由であることを強調した表現です。

主に書き言葉として、数学や哲学、論文などで使われることが多い、堅い表現です。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。それゆえ、原材料の見直しを図る必要があります。

⑧つきましては

ややフォーマルな言葉を表す画像

つきましては=「前述の事柄の結果として後述の事柄が起こること、話題を変えること」を示す表現

「つきましては」は、主に文頭において、前述の事柄の結果として後述の事柄が起こることを示す順接の接続詞として使われます。また、「そこで」のような話題を変えるときの接続詞としても用いられることがあります。それが、「したがって」と「つきましては」の違いといえるでしょう。

さらに、「つきましては」は、「ついては」を丁寧にした連語として使われます。この場合、特定のものや事柄を受ける形で文章の途中で使われることが多いです。

「つきましては」は、いずれにしても、会議やプレゼンテーション、セミナーなどのビジネスシーンでよく使われる、ややフォーマルな表現です。ただし、多用すると聞き手に冗長な印象を与えることがあるので、注意が必要です。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。つきましては、原材料の見直しを図る必要があります。

したがっての”カジュアル”な言い換え・類語!

したがってのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑨そういうわけで

どちらでもない言葉を表す画像

そういうわけで=「理由を述べた文を受けて結論を述べる文へ導く」表現

「そういうわけで」は、事前に述べた物事の事情や背景を理由とし、後ろに帰結する文が続く形の表現です。後述の文には結論や本題が入ることが多いです。

日常会話からビジネスまで広く使われる、カジュアル寄りでもフォーマル寄りでもない、ニュートラルな表現といえるでしょう。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。そういうわけで、原材料の見直しを図る必要があります。

⑩ということで

ややカジュアルな言葉を表す画像

ということで=「結論を導く、話題を切り替える」表現

「ということで」は、話の要点をまとめたり、ある結論に基づいて次のステップに進むことを示唆したりする際に用いられます。

しかし、「ということ」が指し示す対象が曖昧であるため、この内容が十分に説明されていない場合は非常に分かりにくい表現になる恐れがあります。また、話題が自然に結論や次の段階に移行するタイミングでないのに無理やり使用すると、話の流れが不自然になる可能性があります。この表現を使用する際には、聞き手の理解や、話の流れが自然であることを確認することが重要です。

この表現は、日常会話からビジネスまで幅広く使われますが、ややカジュアルな表現です。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されます。ということで、原材料の見直しを図る必要があります。

⑪てなわけで

カジュアルな言葉を表す画像

てなわけで=「ある事を前提とし、その事情の影響を受けた事柄について述べること」を示す表現

「てな」とは「とい(言)うような」が音変化した言葉です。

「てなわけで」は、ある事情やいきさつを前提とし、その事情の影響を受けた事柄について述べる際に接続詞的に用いられる表現です。

主に日常会話で使われる、とてもカジュアルな表現です。

来春から、さらなる物価上昇が懸念されるよ。てなわけで、原材料の見直しを図る必要があるよ。

⑫そのせいで

どちらでもない言葉を表す画像

そのせいで=「前述の言葉を受け、それが原因・理由であること」を示す表現

「そのせいで」は先行する内容に原因・理由を、後続においてはその原因・理由から発生した結果を述べます。その原因・理由となることは、よくない結果をもたらす場合に用いられる場合が多いです。

「そのせいで」は日常生活でもビジネスシーンでも使われる、ニュートラルな表現です。

春から、さらなる物価上昇が懸念されます。そのせいで、原材料の見直しを図る必要があります。

⑬それで

ややカジュアルな言葉を表す画像

それで=「前述の事柄を受け、それを理由として後の事柄を導く、話題を他に転じる、相手に話を促す」表現

 「それで」は「つきましては」と同様に話題を変えたり、さらに、相手に話を促したりする接続詞として用いられることがあります。例えば、「それで、これからどうしよう。」や「それで、どうなったの。」というように使われます。それが、「したがって」と「それで」の違いともいえるでしょう。

「それで」は日常会話でよく使われる、ややカジュアルな表現です。

春から、さらなる物価上昇が懸念されます。それで、原材料の見直しを図る必要があります。

⑭だから

カジュアルな言葉を表す画像

だから=「前に述べた事柄を受けて、それを理由として順当に起こる内容を導く」表現

「だから」は上記の他に相手の理屈に対し無関心を示す表現としても用いられます。例えば、「そんなことすると危ないよ。」と言う相手に対して返す、「だから?」がそうです。

また、「繰り返し言っているように。」という意味で用いられることもあります。それは、「だから、論点はそこじゃないの。何度言ったら分かるのよ。」といった使われ方です。

さらに、「以前に自分が言った通りになった。」というニュアンスで用いられます。例えば、「だから、言ったでしょ。そんな薄着では風邪をひくって。」というように使われる場合です。

このように、「だから」は意味や使われ方が多いということが、「したがって」との違いともいえます。

「だから」は公的な場では使わないカジュアルな表現です。親しい友人や家族間で使われることが多いでしょう。

春から、さらなる物価上昇が懸念されるよ。だから、原材料の見直しを図る必要があるよ。

⑮だもんで

カジュアルな言葉を表す画像

だもんで=「それで、だから」の意味

「だもんで」は、「だもので」が音変化した表現で、「それで」や「だから」と同じような意味があります。

「だもんで」は静岡県や愛知県などで使われる方言とされますが、全国的に十分に通じる表現であると考えられます。

「だもんで」は話し言葉として使われる、とてもカジュアルな表現です。

春から、さらなる物価上昇が懸念されるよ。だもんで、原材料の見直しを図る必要があるよ。

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