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おこがましいとは?意味・類語|例文・言い換え|使い方・由来も紹介!

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今回は「おこがましい」という言葉について解説します!

「おこがましい」とは、身の程しらずという意味の言葉です。

「おこがましいですが、一言いいですか??」
みたいに使うよ!

古くから使用されている言葉で、「をこ(烏滸)」と接尾語「がまし」を合わせた古語が由来です。

この記事では「おこがましい」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

おこがましいとは?意味は「差し出がましい

「おこがましい」の意味=分をわきまえていない

おこがましいとは、ばかげているという意味の言葉です。

自分の立場や身分を考慮せず、無礼や厚かましい態度をとることを指す言葉です。

使用される状況・場面として、上下関係がはっきりしている日本の社会において、例えば部下が上司に対して無礼な提案をする時や、年下の人が年上の人に対して敬意を欠いた言動をとる時や、自分の立場を考慮せず、相手に不適切な要求や提案をする時などに使われます。

無礼さや厚かましさ自己中心的な態度のニュアンスがあります。

類義語には、「図々しい」「生意気」「傲慢などがあります。

日本では謙虚さや相手を尊重する文化が根強いため、「おこがましい」という言葉は特に否定的な意味合いを持ちます。また、自分の行動や提案が相手にとってどのように受け取られるかを意識することを促す効果があります。

無礼で図々しいってことなんだね!

おこがましいの由来や語源は「をこ(烏滸)」+「かまし(囂し)」

「おこがましい」の由来、語源=「をこ(烏滸)」(ばかげている、ばかなことをする)+「がましい」(うるさい、さわがしい)

「烏滸がましい」の「烏」が「カラス」、「滸」が「水辺」を意味する漢字から成り立っています。後漢時代の中国では、黄河や楊子江の水辺に騒ぐ人々をカラスに喩えていました。

「おこがましい」という言葉は、古代中国・後漢時代に川辺で騒ぐ人々のことを「やかましい人たち」とたとえたことに由来しています。中国では「烏」にはカラス、「滸(ほとり)」には水辺という意味があり、川のほとりに集まってカラスのようにうるさくしている人々がいたことから、非常識な振る舞いを指す言葉として「烏滸がましい」が生まれたといわれています。

古代中国で生まれた言葉なんだね

おこがましいの使い方・例文

「おこがましい」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

来週のプレゼンテーション、私が担当してもいいですか?

いや、君にはまだ早い。おこがましいと思わないか?

使用例②

彼女に高価なプレゼントを要求したんだ。

それはちょっとおこがましいんじゃないかな?もう少し控えめにした方がいいよ。

使用例③

僕が家族の休日計画を全部決める!

そんなおこがましいことを言うな。みんなの意見も聞こうね。

おこがましいの類義語や言い換え、対義語

おこがましいの類義語と対義語についても見ていきましょう!

おこがましいの類義語や言い換え

おこがましいの類義語や言い換えとしては下記のものがあります。

図々しい

彼は図々しくも他人の食べ物を勝手に食べた。

生意気

若いのにその社員は生意気にも上司に意見した。

傲慢

彼女の傲慢な態度は周囲の人々を不快にさせた。

おこがましいの対義語

おこがましいの対義語としては下記のものがあります。

謙虚

彼は非常に謙虚で、自分の成功を大きなこととは思わない様子だ。

控えめ

彼女は控えめに自分の意見を述べ、他人の話を尊重する。

遠慮がち

新しい社員は遠慮がちで、会議で意見を言うのをためらっている。

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