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濡れ手で粟とは?意味・例文|類義語・語源|由来・対義語も紹介!

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今回は「濡れ手で粟(ぬれてであわ)」という言葉について解説します!

「濡れ手で粟」とは、「簡単にたくさんの利益を得る」という意味の言葉です。

笑点で5代目の圓楽さんが座布団10枚のご褒美のヒントを言うくだりで「濡れ手で粟の一掴み」って言ってたことがあるんだ。

「濡れ手で粟」は、濡れた手だと粟という作物が一度にたくさん掴めるということに由来した言葉です。

この記事では「濡れ手で粟」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

濡れ手で粟とは?意味は「簡単にたくさんの利益を得る」

「濡れ手で粟」の意味=「簡単にたくさんの利益を得る」

濡れ手で粟とは「簡単にたくさんの利益を得る」という意味の言葉です。

詳しい意味は、濡れた手で粟を掴む時のように、苦労をせずしてたくさんの利益を得ることです。

物凄く簡単に言ってしまうと「楽して儲ける」ということですね。

「濡れ手で泡」と間違えて使う人も多くいますが、これは間違いです。

濡れた手で泡を触ったら、一瞬で消えてしまいますよね?

これでは「あぶく銭」になってしまいます。

「粟」とは何なのかについては、由来・発祥で詳しく説明をします。

「濡れ手で粟」には、類義語がいくつかあり、「丸儲け」「荒稼ぎ」「一獲千金」などがあります。

「濡れ手で泡」だと思ってたわ!確かに、濡れた手で泡だと、すぐ消えちゃうもんね。

濡れ手で粟の由来や語源は「濡れた手だと、たくさん掴める」

「濡れ手で粟」の由来、語源=「濡れた手だと、たくさん掴める」

まず、「粟」とは何なのかを説明します。

引用:イラストAC

「粟」とは、イラストのような小さな粒の作物です。

文鳥の餌などに入っている、黄色っぽいやつです。

1粒の重量が非常に軽い作物で、濡らした手にたくさんついてきます。

かつての日本では、平民が主食として粟を食べていた時代があります。

つまり、粟は生活に直結した食べ物であったために、お金にまつわる言葉となったのです。

「粟」って作物を主食にしてたから生まれた言葉なんだね!

濡れ手で粟の使い方・例文

「濡れ手で粟」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

また「濡れ手に粟」でも意味は同じなので、こちらについても例文を紹介しています。

使用例①

そんなに嬉しそうにして、どうしたの?

競馬で大穴を当てたんだ!
これこそ、濡れ手で粟だ!!

使用例②

株価が暴落したのをチャンスに、濡れ手に粟で大きな利益を手に入れてやったぜ!

使用例③

日本のアニメグッズの売れ行きスゴいじゃん!まさに濡れ手で粟だね!

濡れ手で粟の類義語や言い換え、対義語

「濡れ手で粟」の類義語と対義語についても見ていきましょう!

濡れ手で粟の類義語や言い換え

濡れ手で粟の類義語や言い換えとしては下記のものがあります。

丸儲け

日本のアニメグッズの売れ行きスゴいじゃん!まさに丸儲けだね!

一獲千金

そんなに嬉しそうにして、どうしたの?

競馬で大穴を当てたんだ!
一獲千金だ!!

荒稼ぎ

株価が暴落したのをチャンスに、荒稼ぎだぜ!

濡れ手で粟の対義語

濡れ手で粟の対義語としては下記のものがあります。

最も使われる1つを紹介します。

骨折り損の草臥れ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)

昨日、行きたいセールがあったから早くから並んだのに何も買えなかったの…
これじゃ、骨折り損の草臥れ儲けじゃん……

この言葉は、「苦労をたくさんしたり、時間を費やしたりとエネルギーを消費したのに、最終的に得たものは疲れだけ」という意味です。

まさに、儲けの反対ですね。

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