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気が気でないとは?意味・例文|類義語・対義語|由来・語源・使い方も紹介!

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今回は「気が気でない」という言葉について解説します!

「気が気でない」とは、心配で心配でたまらないという意味の言葉です。

「今月の営業目標が達成できるか気が気でない」みたいに使うよ!

「気(心のはたらき)」と「~でない(否定)」が組み合わさってできました。

この記事では「気が気でない」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

「気が気でない」とは?意味は「心配で心配でたまらない」

「気が気でない」の意味=「心配で心配でたまらない」

「気が気でない」とは「心配で心配でたまらない」という意味の慣用句です。

誰しも今までに一度は「気がかりなことがあってなにも手につかない」「心配事で頭がいっぱいで落ち着かない」という経験があるのではないでしょうか。その心境こそが「気が気でない」という状態です。

「気が気じゃない」とも表現されることもありますが、いずれもカジュアルな場面や口語として使用されるためビジネスシーンなど公の場では「懸念される」などと言い換えましょう。

心配で仕方がないって時に使うんだね。

「気が気でない」の語源は心のはたらきを表す「気」と、否定を意味する「~でない」が組み合わさった

気が気でない」の語源=心のはたらきを表す「気」と、否定を意味する「~でない」が組み合わさった

「気が気でない」は、心のはたらきを表す「気」と、否定を意味する「~でない」が組み合わさってできました。

「気」は一文字で気持ちそのものや興味・心配・慕う気持ちなど、様々な心のはたらきを表現する漢字です。その「心のはたらき」が通常の「心のはたらき」「でない」ということ、つまり「心が落ち着かない」「心配でたまらない」ということを意味します。

「気が気でない」はいつ誰が使い始めたのか明らかになっていません。古くは江戸時代の書物・浮世草子「好色訓蒙図彙」(1686年刊行)に「適々(たまたま)打とけて、してやっても、腹にあたらうかと気が気でなし」とあります。浮世草子は世の中の出来事を面白おかしく書いた読み物で庶民の間で大変流行しました。このことから「気が気でない」という表現は当時においても既に浸透していたものと考えられます。

昔から「気が気でない」って表現されていたんだね。

「気が気でない」の使い方・例文

「気が気でない」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

高校受験、合格おめでとう。

不合格かと思って気が気じゃなかったから本当によかったよ!

使用例②

明日も仕事でしょ?早く寝なよ。

明日絶対に失敗できない商談があって、気が気でなくて眠れない・・・

使用例③

ソワソワしてどうしたの?

家の鍵を閉め忘れたような気がして、気が気でないの・・・

「気が気でない」の類義語や言い換え、対義語

「気が気でない」の類義語と対義語についても見ていきましょう!

「気が気でない」の類義語や言い換え

「気が気でない」の類義語や言い換えとしては下記のものがあります。

気がかり

妻の出産予定日近づいてるのが気がかりで仕事が手につかないよ・・・

気もそぞろ

○○君、気もそぞろで仕事に身が入らないようだけどなにかあったのかな・・・

浮足立つ

今日の試合、みんな緊張で浮足立っちゃって実力が出し切れなかったよ。

「気が気でない」の対義語

「気が気でない」の対義語としては下記のものがあります。

肝が据わる

□□ちゃん、同い年とは思えないほど肝が据わってるね。

地に足をつける

あなたもいい年なんだから、地に足をつけて物事を考えなさい!

泰然自若

おばあちゃんはどんなことがあっても泰然自若としてて私の憧れなんだ!

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