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オマージュとは?意味・使い方|類語・例文|語源・定義も紹介!

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今回は「オマージュ」という言葉について解説します!

「オマージュ」とは、尊敬する作品に影響を受けて独自の作品を創るという意味の言葉です。

「昔の名作をオマージュした作品!」みたいに使うよ!

もとはフランス語の「hommage」で尊敬や敬意、賛辞という意味の言葉です。

この記事では「オマージュ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

オマージュとは?意味は「敬意を表する」

「オマージュ」の意味=敬意を表して新しい作品を創ること

オマージュとはフランス語で尊敬や敬意、賛辞という意味の言葉です。

作家や作品から影響を受け、それに敬意を払いながら新しい作品を生み出すことを意味しています。

単なる類似や模倣ではなく、尊敬を込めて独自のアレンジを加えた作品を創ることが特徴です。

オマージュは芸術や文学、映画、音楽、料理など様々なジャンルで使用されています。

例えば、映画監督が自分の作品で特定の映画の有名なシーンを再現したり、音楽アーティストが自分の楽曲で過去のヒット曲のメロディや歌詞を取り入れたりすることがあります。

アーティストが自身の創造性を発揮しながらも、同時に過去の偉大な作家や作品への尊敬を示す手段となっています。

盗作・盗用を意味した「パクリ」や、批判・揶揄を込めた「パロディ」などと混同されがちですが、これらの言葉には尊敬や敬意の意味を含んではいないので使い分けに注意しましょう。

影響を受けて創ったオリジナル作品ってことなんだね!

オマージュの発祥や元ネタはフランス語の「hommage」

「オマージュ」の元ネタ、発祥=フランス語の「hommage」で尊敬や敬意

「オマージュ」の語源は、はフランス語の「hommage, homage」に由来しています。

中世ヨーロッパの封建社会では、臣下や家来が様々な形で貢物や奉仕を行うことが一般的でした。

君主や地主との主従関係を結ぶ時に臣従の誓いあるいは忠誠のしるしとして、臣従儀礼(オマージュ)という儀式を行っていたのが語源です。

20世紀初めには、ジョージ・オーウェルの「カタロニア讃歌:原題 Homage to Catalonia」に見られ、フランスの文学や芸術の中で「敬意を表する作品」という意味で使われるようになっていったと考えられています。

時とともに作品やアーティストへの敬意を表す言葉として変化していきました。

もとは忠誠心を誓った儀式のことだったんだね!

オマージュの使い方・例文

「オマージュ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

この曲、なんとなく懐かしいメロディがあるよね。

影響を受けたバンドへのオマージュを込めているって言ってたよ!

使用例②

この小説、どこかで見覚えがあるんだけど。

作者が古典文学への敬意を示して、オマージュしてるらしいよ!

使用例③

この絵、なんか他の画家のスタイルを彷彿とさせるよね。

尊敬する先人へのオマージュとして描いたんだって!

オマージュの類義語や対義語

オマージュの類義語と対義語についても見ていきましょう!

オマージュの類義語

オマージュの類義語としては下記のものがあります。

トリビュート

トリビュートは「尊敬や称賛の意味を含み、特定の人やものに捧げられた表現や作品」という意味の言葉です。

音楽の巨匠に捧げるトリビュートアルバムが発売されたって

インスパイア

インスパイアは「何かに感動を受けて新しいアイディアを生み出すこと」という意味の言葉です。

この映画は昔の作品にインスパイアされているね!

リスペクト

リスペクトは「尊重や敬意を示す」という意味の言葉です。

この作品は先人たちへの深いリスペクトが込められてるね!

オマージュの対義語

オマージュの対義語としては下記のものがあります。

アンチテーゼ

アンチテーゼ「対立や反対の概念」という意味の言葉です。

彼の作品は社会に対するアンチテーゼを表現してるね!

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