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漁夫とは?意味・ゲーム用語|読み方・例文|由来・類義語も紹介!

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今回は「漁夫」について解説します!

早速ですが、「漁夫」は、「敵同士の戦闘に乗じて弱った敵を倒す」という意味のゲーム用語です。

読み方は「ぎょふ」です。

両者が争っているのにつけ込んで、第三者が利益を横取りするという意味を持つ「漁夫の利」の略語です。

「タイミングを見計らって漁夫ろう!」みたいに使うよ!

この記事では「漁夫」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

漁夫とは?意味は「敵同士の戦闘に乗じて弱った敵を倒すこと」

「漁夫」の意味=敵同士の戦闘に乗じて弱った敵を倒すこと

漁夫は、「漁夫の利」を略したゲーム用語です。読み方は「ぎょふ」です。

「漁夫の利」は、両者が争っているのにつけ込んで、第三者が利益を横取りするという意味の言葉です。

ゲームにはさまざまなジャンルがありますが、その中でも、PUBG(2017年)やApex Legends(2019年)などのバトルロイヤルゲームは、敵同士の戦闘に遭遇することがあります。

バトルロイヤルゲームは、コンピュータゲームジャンルの一種です。
ゲーム開始時は、全員最小限の装備しか持っておらず、時間の経過とともに狭くなっていくフィールド内で、武器と防具を探しながら敵を倒し、最後の1人(1チーム)になることを目指します。
PUBGは韓国、Apex Legendsはアメリカのバトルロイヤルゲームです。

バトルロイヤルゲームの勝利条件は、最後まで生き残ることです。そのため、敵同士の戦闘に乗じて弱った敵を倒すことで生き残ろうとするプレイヤーが現れ、漁夫と表現されるようになりました。

漁夫のメリットは、

  • 少ない戦力で敵を壊滅させることができる
  • 自分より実力がある敵に勝てる可能性がある
  • 奪った装備で強くなり、次の戦闘が有利になる

デメリットは、

  • 敵が弱っているとはいえ、戦闘に負ける可能性がある
  • 敵を倒した後、ダメージが残った状態で更なる第三者から攻撃を受ける可能性がある

上記のように、漁夫にはメリットとデメリットがあるものの、勝つための戦術として定着しました。

また、ゲーム用語としても広まり、

  • 漁夫る:敵同士の戦闘に乗じて敵を倒し、勝利したり利益を得たりすること
  • 漁夫られる:敵との戦闘中に第三者が現れて、敗北したり利益を奪われたりすること

のように、動詞のような使い方もされています。

漁夫」はゲームで生き残るための戦術なんだね!

漁夫の発祥や元ネタは「漁夫の利」

「漁夫」の元ネタ、発祥=漁夫の利

漁夫は、「漁夫の利(ぎょふのり)」の略語です。

  1. ハマグリが殻を開けて日向ぼっこをしていたところ、シギが飛んできてハマグリの肉を食べようとした。
  2. ハマグリは殻を閉じてシギのくちばしを挟み、シギが逃げられないようにした。
  3. 両者が言い争いをしていたところ、たまたま通りかかった漁師(漁夫)が両者を難なく生け捕りにした。

という中国の故事から、両者が争っているのにつけ込んで、第三者が利益を横取りするという意味の「漁夫の利」という言葉が生まれました。

バトルロイヤルゲームでは、漁夫は勝つための戦術として認められています。

その一方で、両者の争いごとに乗じて、苦労せずに勝利や利益を横取りすることから、「いいとこどりは卑怯だ」「ゲームがつまらなくなる」と批判するプレイヤーもいます。

確かに、敵に遭遇したときや戦闘になったときなど、生き残るための判断を迫られる緊張感や臨場感を味わいたいプレイヤーにとって、漁夫は水を差す行為かもしれません。

ですが、漁夫への対策を考えるのも、バトルロイヤルゲームの醍醐味だと思うとワクワクしませんか?

「漁夫ろうと敵が集まる前に戦闘を終わらせてその場を離れる」と意識するだけでも、立派な対策です。

ぜひ、漁夫に負けない戦術を見つけ出し、勝利をつかんでくださいね。

漁夫」が毎回成功するとは限らないよ。勝利を目指して頑張ろう!

漁夫の使い方・例文

「漁夫」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

近くで敵同士が交戦中だよ!

タイミングを見計らって漁夫ろう!

使用例②

せっかく敵部隊を倒したのに負けた~。

まさか別の部隊が潜んでいて漁夫られるとはね。

使用例③

最近、ゲームがつまらないんだよね。

わかる。漁夫ばかりでやる気なくすよね。

漁夫の類義語や対義語

漁夫の類義語と対義語についても見ていきましょう!

漁夫の類義語

漁夫の類義語としては下記のものがあります。

犬兎の争い

「けんとのあらそい」と読みます。両者が疲れたところを狙い、第三者が利益を横取りするという意味です。

君が優勝候補の2人に勝つなんて思わなかったよ。

まさに犬兎の争いだったね。

濡れ手で粟

「ぬれてであわ」と読みます。濡れた手で粟をつかむと、粟の粒をたくさん取れることから、苦労なく利益を得るという意味で使います。

濡れ手で粟だったよ。

漁夫の対義語

漁夫の対義語としては下記のものがあります。

二兎を追うものは一兎をも得ず

「にとをおうものはいっとをもえず」と読みます。2つのものを同時に得ようとして、結局どちらも得られないという意味です。

AチームとBチームが弱くなるのを待ってたのに、戦闘を止めて撤退しちゃった。

二兎を追うものは一兎をも得ずだよ。

虻蜂取らず

「あぶはちとらず」と読みます。意味は「二兎を追うものは一兎をも得ず」と同じです。

虻蜂取らずだよ。

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