今回は「概要（がいよう）」という言葉について解説します！
「概要」とは、「ある物事の大事なことを簡潔にまとめる」という意味の言葉です。
レポートの概要はもう書けましたか？みたいに使うよ！
「概要」という言葉は、棒でならしている様子と腰に両手を当てた形が由来とされています。
この記事では「概要」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ！
概要とは？意味は「ある物事の大事なことを簡潔にまとめる」
「概要」の意味＝「ある物事の大事なことを簡潔にまとめる」
概要とはある「ある物事の大事なことを簡潔にまとめる」という意味の言葉です。
概要は2つの漢字からできています。
それぞれの漢字が持つ意味はこちらです。
「概」はだいたい、おおよそという意味を持ち、「要」は大事な内容、物事の必要な部分という意味を持っています。
この2つの漢字がくっついて、概要という言葉ができました。
「この小説の概要を知りたいんだけど、要約してくれる？」と、簡潔に物語の内容が知りたいときに使います。
2つの漢字が持つ意味が、1つになってできたってことなんだね！
概要の由来や語源は「棒でならしている様子と腰に両手を当てた形」
「概要」の由来、語源＝「棒でならしている様子から「概」が生まれ、こしに両手を当てた形から「要」が生まれた」
概要の漢字、それぞれに成り立ちがあります。
まず「概」は2つにわけることができ、「木」は地を覆ている木を表し、ここでは棒を意味しています。
「既」は人がおいしいごはんでお腹いっぱいになっている様子を表しています。
引用：https://www.ac-illust.com/
この2つが組み合わさって、ますの中にいっぱいにおいしいごはんを入れ、溢れているところを棒でならしている様子から、「だいたい」を意味する「概」が生まれました。
次に「要」ですが、体の「こし」に両手を当てた形から、体の「かなめ」や「こし」を意味する「要」が生まれました。
人の行動から漢字が生まれ、更に漢字と漢字が組み合わさり新たな漢字が生まれたんだね
概要の使い方・例文
「概要」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
今日の会議の概要を教えてくれる？
はい、今日の会議では、新しいプロジェクトの計画について話し合いました。
主なポイントは、プロジェクトの目標、スケジュール、および担当者の役割でした。また、予算についても議論しました。
なるほど、ありがとう！
使用例②
このレポートの概要を見たいんだけど、いつまでに提出すればいい？
明日の午前中までに提出してもらえると助かるよ。
了解
使用例③
この小説の概要を知りたいんだけど、要約してくれる？
もちろんだよ。この小説は、主人公の成長と困難に直面する過程を描いた青春物語だ。
彼の家族との関係や友情、そして自己発見の旅が中心になっている。
なるほど！
概要の類義語や言い換え、対義語
概要の類義語と対義語についても見ていきましょう！
概要の類義語や言い換え
概要の類義語や言い換えとしては下記のものがあります。
概略
概略としては、各チームの活動内容と成果、現在の課題、そして次のステップについてまとめます。
大要
大要はだいたい整理できたと思います。主なポイントとサブポイントをまとめて、話す内容を組み立てています。
あらまし
あらましは完成しました。プロジェクトの目的や背景、主要なアクションプランをまとめました。
概要の対義語
概要の対義語としては下記のものがあります。
詳細
新しいプロジェクトの進行状況を確認したいんですが、詳細はどうなっていますか？
明細
今月の経費報告書を作成するんですが、明細はもう集めましたか？
細目
予算の最新情報を見せてもらえますか？特に細目の部分が知りたいです。
